プロが教えるマイホームづくりのノウハウ
記事登録日:2016年9月10日
この記事を書いたのは…
安岡之博
住宅関係の仕事をはじめて4年。
最初は仕事のつもりが徐々にハマり、今では趣味がモデルハウス巡り。
趣味はDIYで家具作りをしながら、理想の家を妄想すること。
こんにちは。色んな住宅メーカーのモデルハウスを見るのが大好きな安岡です。今回は福岡県遠賀郡岡垣町にある「株式会社田舎暮し」さんが9月に公開したてのモデルハウス「ヴィラリゾートの家」を見学してみたいと思います。
当日のお天気は快晴。現地に向かう前に、徒歩1分の距離にある「株式会社田舎暮し」さん本社へ。当日案内してくれるスタッフの方とご挨拶をし、早速モデルハウスへ向かいます。
お話をしながら歩いているとすぐに到着。黒の外壁が高級感を感じながらも、お庭や玄関周りに程よく植栽が植えられていて、お家というよりはホテルの離れ、のような雰囲気を醸し出しています。
アプローチを進み玄関を開けると、目の前に広がるのは高~い天井と開放的な空間! この開放感の秘密は玄関から奥まで抜けた天井高。天井を高くすると、視覚的にスペースが広く見えるんです。だけどただ単に高くするだけでは建築費が上がるばかり。このヴィラリゾートの家は吹き抜けを上手く使っていて、思わず私も「よく考えてあるな~」と唸りました。
ベージュに近い色味の明るい床はフローリングではなく大理石調。白とブラウン、ベージュと暖色でまとめられた内観はまさに「リゾート」といった感じ。籐の家具…と思ったら「ヒヤシンス」を使った家具だそう。それらも内観にベストマッチ。こういったインテリアコーディネートも大変参考になりますね。
玄関から中に入るとすぐにリビング。廊下のようなスペースが無いためダイナミックさを感じます。家族が集う場所が家の中心にあるって、コミュニケーションが少なくなっている昨今、かなり重要なポイントだと考えます。
キッチンと続きになっているダイニングはモダンなコーディネート。リゾートライクでありながら、下手に水回りを分けるなどして奥さんの仕事を孤立化させる事がないのはちゃんと家づくりを分かっているハウスメーカーだな~と感心する、嬉しいポイントですね。
リビングダイニングの後は玄関横の階段から二階へ。主寝室は一階ダイニング奥にありますが、二階はお子様や来客用のお部屋といったところでしょうか。 リビングダイニングを望む通路にはちょっとしたデスクがあり、お子様がここで宿題をしたり、お休みの日にご主人が読書にふけったり…。一人で集中したい時間だけど、そこにいる安心感は伝わる。まさに家族との距離感が「ちょうどいい」場所ですね。 お部屋に行くところもリビングから見えるので、ちょっとした会話が日常になりそうです。
マイホームを検討しているという方、株式会社田舎暮しさんの「ヴィラリゾートの家」は一見の価値ありだと思います。私自身リゾートテイストのインテリアコーディネートがあまり得意ではないのですが、リラックスできる雰囲気がありつつ、スッキリとした印象はとても好感を持ったので、自宅でも真似してみようと感じます。スタッフさんも「当社は無理なご案内をすることなく、お客様にゆっくりとモデルハウスを見てもらうようにしていますので、お気軽にご来場ください」と嬉しいコメント。今度の週末は、ご家族みなさんで「ヴィラリゾートの家」へ行ってみてはいかがでしょうか?