ご夫婦二人の「好き」を叶えた、眺めのよい大きな吹抜けのある家

間取り: 2LDK+ランドリールーム
敷地面積: 266.00㎡（80.46坪）
延床面積: 109.95㎡（33.25坪）

念願のマイホームを福岡県岡垣町に建てられたH様ご夫妻。靴修理職人のタダシさんと美容師のアズさんは、現在、JR海老津駅近くでそれぞれ靴修理店、美容院を経営されています。お二人とも元々岡垣町とは縁もゆかりもなかったそうですが、ひょうんなことからお二人の岡垣生活が始まりました。

タダシさん（左）とアズさん（右）と愛犬ちまきちゃん

福岡市で美容師の仕事をしていたアズさん。独立して中央区で美容院を始めようと見つけた物件を、タイミング悪く別の方に借りられてしまいました。

「その後、香椎とか東区あたりとか探していたんですが、新宮、福津、宗像…と東の方にいくとどんどん家賃が安くなっていって、岡垣町が圧倒的に安かったんですよ（笑）」

JR海老津駅近くにちょうどよい店舗を見つけたアズさん。そしてその数軒先にもちょうど空き店舗を見つけたことで、会社員をしていたタダシさんもお店を始めようと決意されます。

「岡垣町って田舎だけどそこそこの人口で、海老津駅に準快速も止まるし、駅の利用者数も結構多いし、家賃が凄く安くて。ちょうど空き店舗を見つけたことで、フツフツと自分もお店をやりたいと思うようになりました」

そして、ご夫婦お二人で別々のお店を始めるというチャレンジングな岡垣生活がスタート。岡垣町の人の優しさに助けられながら順調にお客様も増えていき、2年ほどたった時に家づくりを考え始められました。

「私の美容院のお客様に『岡垣で家を建てるならどこがいいですか？』と聞いたら、皆さん『田舎暮し』っておっしゃって…初めは紹介で田舎暮しさんに行きました。実はもう一つ気になっていたハウスメーカーがあったんですが、田舎暮しさんの方が土地探しとか親身になって探していただいて。三木さんという営業の方と一緒にドライブしながら『ここどうですか？ここはどうですか？』って一緒に考えていただいて」

「契約する前からいろんなことに時間をかけて一緒にやっていただいたので、信頼感が凄くありましたね。三木さんには不動産会社で土地を契約する際にも同席していただいて。僕たちも初めてのことだったので不安だったんですが、三木さんに同席していただいて安心感がありましたね」とタダシさん。

「もう一つのハウスメーカーは家のスタイルが気に入っていたのですが、田舎暮しさんは「注文住宅」なので僕らの好きなスタイルの家が作れるし、標準仕様の設備なども田舎暮しさんの方が良かったので田舎暮しさんに決めました」

高台の見晴らしのよい土地を契約され、田舎暮しと一緒に家づくりが始まりました。

「吹き抜けたいとか、四角い家がいいとか、タイルを貼りたいとか、土間リビングにしたいとか、ストリップ階段にしたいとか…いろんな細かい要望を出して、担当の設計士・山本さんにプランを出していただきました。僕らの要望を予算内で叶えた案と、少し予算オーバーだけど山本さんがお勧めする案があって、圧倒的に山本さんのお勧めする案が気に入りました。僕らが考える以上に、僕らの要望を叶えてくれるプランでしたね」

本物の素材の質感を大切にするお二人。キッチン周りには黒い陶磁器タイル、床は無垢材のオーク、土間リビングはモルタルのソリッドな質感に仕上げ、そのバランスがとてもクールです。
「タイルが凄く好きで。タイル調のクロスとかありますけど、実物の冷たい質感のタイルが好きで。お金かかりそうだなと思いましたけど、キッチン周りのタイルは本当に満足してます」とタダシさん。

「家も家具も使っていくうちにいい感じの味わいが出てくる感じを目指しました。キッチンはバイブレーション仕上げのステンレスの天板で、傷が入ってもいい風合いになったりとか、ソファーも古材を使ったものだったり」

LDKの開放感溢れる吹き抜けは、アズさんたっての希望でした。
「私は吹き抜けに凄い憧れがあって（笑）。本当に広く吹き抜けが作れたのが満足してます。大きな窓があって、朝に光がふぁーっと入ってきて、空が見える風景が気持ちいいですね。寝室の窓から朝日が差し込んできて、太陽とともに自然に目覚めるのがとっても気持ちいいんです」