2022/11/15
年末調整 住宅ローン控除
この記事を書いたのは
M です。
こんにちは!
福津・宗像・岡垣・北九州・宮若・直方・鞍手の福岡の注文住宅の田舎暮し を宜しくお願い致します!
年末調整の季節になりましたね!☺
オンラインで申請書類が作成できる便利アプリがあると聞き、
来年からはチャレンジしたい黒瀬です。
住宅ローンを組むと、住宅ローン控除で税金が戻ってくる…というお話は、
よく耳にするかと思いますが、
実際いくらメリットがあるかご存知でしょうか?
住宅ローン控除は、2022年1月1日~住居分から改正されまして、
①~④の条件で戻ってくる税金が変わります。
①住宅ローン年末残高の0.7%を上限に、
②納めた税金(所得税・住民税)が戻ってくる、
③期間は13年間で、
④諸条件あり、
ひとつずつ見ていきますと、、、
①住宅ローン年末残高の0.7%を上限に
→住宅ローンを組むと、銀行から年末地点での、ローン残高証明書が送られてきます(10月末頃~)
→計算できる住宅ローン残高には上限があります
・長期優良住宅、認定低炭素住宅 →5000万円まで
・ZEH水準(断熱等級5かつ省エネ等級6)→4500万円まで
・省エネ基準適合住宅 →4000万円まで
・その他新築住宅 →3000万円まで
【例】省エネ適合住宅で、年末の住宅ローンの残高が5000万円だったとしても、
上限は4000万円までなので×0.7%=28万円が戻ってくる税金の上限となります。
②納めた税金(所得税・住民税)が戻ってくる
→納めた税金以上は戻ってきません
→所得税:納めているすべてが対象です
→住民税:納めているすべてが対象ですが、上限が97,500円まで
【例】①の28万円が上限の方で、所得税を20万円納めているとした場合、
残りの枠は8万円です。(仮)住民税を12万円納めていたとすると、8万円までが控除対象となり、
残り4万円は控除されません(→ふるさと納税しましよう♪)
【例】①の28万円が上限の方で、所得税を15万円納めているとした場合、
残りの枠は13万円です。(仮)住民税を12万円納めていたとすると、97,500円までが控除対象となり、残り22,500円は控除されません(→ふるさと納税しましょう♪)
【例】①の28万円が上限の方で、所得税を10万円納めている場合、
残りの枠は18万円です。住民税を97,500円以下で納めていたとすると、
住民税をすべて控除することになるので、ふるさと納税はされない方がお得です!
※ふるさと納税は、お借入額・持分割合・によって基礎控除等の計算が細分化されますので、
寄付金シュミレーションに住宅ローンが含まれているサイトをご活用されてください!
③期間は13年間
→住宅ローンの残高で上下しますので同じ年収であれば、
前年よりも同等または、それ以下に減っていきます。
④諸条件あり
→マイホームであること(別荘等のセカンドハウスではないこと)
→年収2000万円以下
→住宅ローンを10年以上で組んでいる(現金一括の方や、9年以下のローンでは対象となりません)
→家の大きさが50㎡以上(目安15.2坪以上、店舗兼用の方は更に1/2以上が居住用等)
共有名義で建てられている方は、持分割合に応じて控除を受けることができます〇
日本木造住宅産業協会から発行されている早見票によると、
年収500万円・借入3500万円35年・省エネ適合住宅 を新築した場合のシュミレーションでは
→2,021,500円が戻ってくる試算がされていますΣ(・ω・ノ)ノ!
※こちらの制度、2024年1月1日以降の入居分からは、計算できる枠が1000万円程減る予定になっており、
1000万×0.7%=7万円×13年ですと・・・最大91万円分の差が!?
マイホームをお考えの方は、
2023年の6月頃までに土地も間取りも決まっているペースが良さそうです🤔
※更に更に! 今でしたら「こどもみらい住宅支援事業」「こどもエコすまい支援事業」の補助金予算があります🤔🤔🤔
(間取りや仕様によって受けられない場合があります💦)
住宅ローン控除は、確定申告をすることで受けられるようになりますので、
新築されたばかりで???となっているお客様は、各担当までお問合せください!
以上、黒瀬がお送りしました。