コラム分譲宅地

2022/09/05

「クラシノビレッジ岡垣」はこんな分譲地

この記事を書いたのは
河野 です。

【コラム】いつもありがとうございます。

福津・宗像・岡垣・北九州・宮若・直方・鞍手 福岡の注文住宅 田舎暮しの河野です。

 

前々回の記事で福岡県遠賀郡「クラシノビレッジ岡垣」の位置や環境についてお伝えしました。今回は具体的な景観や外構デザイン計画をお伝えしながら、街づくり全体の構想をお話しようと思います。

 

今回は、以下の内容でお届けします。


1、こんな分譲地、全体像
2、岡垣町のハザードマップ
3、造成計画について
4、外構デザイン計画について
5、岡垣町の地価について
6、おわりに

 

こんな分譲地、全体像

「クラシノビレッジ岡垣」の用途地域は、第一種低層住居専用地域、建蔽率40%、容積率60%、外壁後退が1ⅿ、全体的に高低差の少ないフラットな分譲地です。

 

※CG画像は分譲地開発計画を基にした完成イメージで、電柱・ゴミ置き場が含まれていません。建物は実際とは異なります。

 

全体が美しい街並みとなるよう、外構・植栽デザインを穏やかに統一致しました。また、自然石などを外構素材に取り入れ、年月が経過しても味わいがでるよう計画しています。隣地とのプライバシーを守りつつ、安全で明るく、防犯にも配慮した街となっています。

 

いったん生活が始まると、団地の環境は住人の方々に委ねられます。最初に小さなルールを作ることで、建物が建ち並ぶ頃には、統一感のある美しい街並みとなります。

 

特に夕暮れから夜に輝く4灯の外灯は、1軒だけでなく全軒で照らして頂くことで、夜の美しい街並みが実現されます。

 

※CG画像は分譲地開発計画を基にした完成イメージで、電柱・ゴミ置き場が含まれていません。建物は実際とは異なります。

 

この試みは以前、別の分譲地でたびたび計画致しました。完成した街並みがとても美しくなったことから、今回にも取り入れさせて頂きました。ここに住まわれる方にも、きれいな夜の通りを歩いて、同じように感じて頂けると嬉しいです。

 

岡垣町のハザードマップ

災害の多い日本、気になる岡垣町のハザードマップ はこちら。「クラシノビレッジ岡垣」は、洪水・土砂・ため池など、災害区域には指定されていない区域となっています。

災害はいつ起きるかわかりません。突然の災害に備えて指定避難場所を確認したりしながら、避難行動をイメージしておくと安心です。

 

 

造成計画について

ひとつひとつの区画面積は、広すぎては価格が高くなりますし、狭くては窮屈な家しか建てられなくなります。

ここの宅地は、52.69坪~80.44坪(174.19㎡~265.93㎡)の広さでご用意しました。土地代+建築費にかかるコスト(月々のローン返済)と、毎日の暮らしにかかるコスト(生活費)のバランスを考え、ちょうどいい暮らしができるよう造成計画を行っています。

 

 

県道から分譲地入口までは、少し急な坂があります。自転車は押してあがらないと上れないかもしれません。その代わり一度団地内に入ると、フラットな平地となっています。隣地との多少の敷地の高低差はありますが、団地全体をなるべくフラットにすることで、明るく防犯や景観にも配慮した街並みとなりました。

 

ゴミ置き場や電柱、電柱の支線の場所も、なるべく邪魔にならないよう配慮し計画しました。それらは景観的に邪魔なものではありますが、どうしても必要なものになります。気になる方は宅地が選べる時にご検討頂く方がよいかと思います。

 

外構デザイン計画について

1軒1軒バラバラな外構計画を用いては、「クラシノビレッジ岡垣」全体を、まとまりのある街にすることはできません。住まわれる全ての方で協力していただき、街全体を四季を通して緑美しい街並みにして頂くため、高さや素材など一定の外構ルールを設けます。どんな決まりごとがあるか、外構プランで統一する内容を以下にまとめました。

 

土留め材について

道路側・宅地側など素材や商材などを統一します。

 

 

駐車スペースについて

L型・並列・縦列に合わせ、素材やデザインなどを統一します。

駐車場と階段など床材について

緑化を施した駐車場の舗装と素材などを統一します

 

 

外構部材について

A.門柱・門袖のデザインとその高さ位置などを統一します。

B.夜間タイマーを設け、門灯・連続させた街路灯を形成します。

植栽について

A.シンボルツリーの本数と樹種を統一します。

B.生垣についての樹種と高さを統一します。

 

 

その他のエクステリア部材について

A.フェンスについての素材や高さを統一します。

B.カーポート、物置等設置位置などのルールがあります。

 

安全・安心の街づくりルール

A.近隣の住人同志、コミュニケーションが取りやすい外構設計等の工夫しています。

B.防犯に配慮し安全・安心な外構計画です。

 

夜間の外灯 電気代はいくら?

この外構計画で、夜間点灯していただく4灯の外灯。一体、電気代がいくらかかるか、ご心配の方もいらっしゃると思いますので、簡単に試算致しました。

 

 

門柱などに付ける門灯は1灯です。電球はLED電球、小形電球タイプで消費電力が3.4Wとなります。植栽などを照らす街路灯(アッパーライト)は3灯です。こちらもLED、80形ダイクール電球となり、消費電力は8.2W。合計4灯の消費電力は、28wを予定しております。(照明は同等品で変更可能です)

 

1カ月の電気代を計算いたしますと、

28(W)÷1,000(W→kW) × 27円(1kWhあたりの電力量単価)×7時間(17時~24時までの1日の点灯時間)×30日(1ヶ月)=約160円

 

使用する商品や設定時間に多少違いはありますが、夜間タイマーを7時間に設定した際の電気代は、おおよそ1ヶ月あたり160円となります。

そしてその外灯は夜暗くなると自動点灯し、設定時間(1~10時間のタイマー)後に消灯。毎日、自動で繰り返します。スイッチで付けたり消したりする必要はありません。初期の設定をそのままご利用していただくことで、1軒づつの住人の皆様のご助力が連続し、団地全体へと幻想的に広がります。そして夜に輝く景観が実現されるのと同時に、明るく安全なコミュニティが形成されます。

 

岡垣町の地価について

さて、気になる土地の価格帯について、福岡県全域から見た岡垣町の地価について、参考資料を用いながらお伝えしようと思います。

今回以下の抜粋は、国土交通省土地鑑定委員会が実施した福岡県庁HPから、令和4年地価公示の概要PDF資料 8ページ を参考にしています。

その資料を元に大まかにお伝えすると、岡垣町の土地の坪単価は福岡市中央区の1/10、小倉北区の1/2、八幡西区の2/3、水巻町・宗像市と同価格帯、福津市より坪1万円、古賀市より坪2万円安い、といったことがわかります。

 

そして「クラシノビレッジ岡垣」の土地代もこの価格帯よりも少し安い設定で、600万円代後半~1000万円代前半(別に外構工事代が必要です)となっています。

岡垣町の地価は、福岡県全域の中でも比較的お求めやすい価格帯となっていることがわかります。

通勤・通学ができる距離であれば、独身の方から大家族での暮らし、またペットとの暮しが叶います。「都市生活の快適さと自然の豊かさの両方を感じながら、自分らしく暮らしたい。」

そんな、自然好きな全ての方にご検討頂ける、そんな分譲地です。

 

おわりに

長年同じコミュニティで生活すると、いい距離感で見守る社会が形成される気がします。若い時は忙しくて、ご近所付き合いがなくても、高齢になるとご近所同士、お互い安否を気遣い合うになる様子を、身近で感じます。ここのような、適度な大きさの中型分譲地は、マンションで暮らすよりもプライバシーがあり、ポツンと建つ宅地よりもコミュニティがあります。自由設計で思い思いの建物が並び、統一の外構計画で適度な一体感があります。人生100年と言われる時代です。ちょうどいいご近所との関係を築きながら、せっかく建てられた我が家に、できるだけ長く幸せに暮らして頂きたいなと心から思います。

 

詳しい情報をお知りになりたい方は 来場予約 にて「田舎暮し」へお越しください。

記事のペースでのんびりしていると、気に入った土地がなくなっているかもしれませんので、くれぐれもご注意くださいね。

次回からのコラムは「クラシノビレッジ岡垣」の宅地の選び方、続いて建売住宅の計画についてお届けしたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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